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【後編】ChatGPT×VBAで業務を変える!社長でもできる自動化の実践ステップ


【後編】ChatGPT×VBAで業務を変える!社長でもできる自動化の実践ステップ

1. はじめに:ChatGPTとVBAの“組み合わせ効果”を実感しよう

前編では「ChatGPT×VBA」で中小企業が手軽に自動化を始められる理由を紹介しました。
後編ではいよいよ、「実際にどんな手順で自動化を進めるのか?」を、社長でもできるレベルで具体的に解説します。

大切なのは、「コードを書くこと」よりも**“何を仕組みにするかを考えること”**です。
ChatGPTがVBAの技術的な部分を代行してくれる今、
社長の役割は「ムダを見つけて仕組みに変えること」へとシフトしています。


2. ChatGPTに任せるVBA自動化の流れ

まず、ChatGPTにどのように指示すればVBAコードを作れるのかを整理しましょう。

🪜 ステップ①:自動化したい作業を具体的に伝える

ChatGPTは「何をしたいか」が具体的なほど正確にコードを作ってくれます。

たとえば:

「Excelで請求書一覧のデータを使って、取引先ごとの請求書を自動作成するVBAコードを作ってください」

こう伝えるだけで、ChatGPTが自動でコードを提案してくれます。

🪜 ステップ②:生成されたコードをExcelで動かす

  1. Excelで「開発」タブ →「Visual Basic」を開く

  2. 新しいモジュールを作成し、ChatGPTのコードを貼り付ける

  3. 実行ボタンを押す

すると、ChatGPTが書いたVBAがそのまま動作します。

🪜 ステップ③:不具合が出たらChatGPTに質問

「エラーが出た」「ファイルパスを変えたい」などの修正もChatGPTに聞けばOK。
AIが“自分専属のプログラマー”のようにサポートしてくれます。


3. 社長でもできる!VBA×ChatGPTの実用サンプル3選

ここでは、特に中小企業の現場で「すぐに使える」実用サンプルを3つ紹介します👇


💡① 請求書を自動で作成・保存する

Sub 請求書を自動保存()
Dim 顧客名 As String
顧客名 = Range("B2").Value
ActiveWorkbook.SaveAs "C:\請求書\" & 顧客名 & "_請求書.xlsx"
MsgBox 顧客名 & "様の請求書を保存しました!"
End Sub

ChatGPTに「請求書を自動保存するVBAコードを作って」と頼むと、
このようなコードを生成してくれます。

フォルダパスを変えたい場合も「フォルダをDドライブに変えて」と言えばOK。
社長が操作しなくても、AIがすぐ修正案を提案します。


💡② 売上データを自動で集計

Sub 売上集計()
Sheets("データ").Range("A1").CurrentRegion.Copy
Sheets("集計").Range("A1").PasteSpecial xlPasteValues
MsgBox "売上データを集計しました!"
End Sub

このコードは、複数シートの売上情報を「集計」シートにまとめるサンプルです。
毎月の報告資料作成を自動化でき、経理担当の作業時間を大幅に削減できます。


💡③ メールを自動送信する(Outlook連携)

Sub メール自動送信()
Dim OutlookApp As Object
Dim MailItem As Object
Set OutlookApp = CreateObject("Outlook.Application")
Set MailItem = OutlookApp.CreateItem(0)
MailItem.To = Range("B2").Value
MailItem.Subject = "ご請求書送付のご案内"
MailItem.Body = "いつもありがとうございます。請求書をお送りします。"
MailItem.Send
MsgBox "メールを送信しました!"
End Sub

「ChatGPTに“Outlookでメールを自動送信するVBAを作って”と伝える」だけで、
このようなコードを作ってくれます。
もはや“AIが秘書代わり”です。


4. 自動化を定着させる3つのポイント

せっかく自動化しても、「一度やって終わり」では効果が続きません。
会社に定着させるには、次の3つの工夫が必要です。

✅① 小さな成功体験を共有する

「このVBAで請求書作成が10分から30秒になった!」など、
具体的な成果をチームで共有すると、自動化が“楽しい”と感じてもらえます。

✅② テンプレートを作る

一度作ったVBAファイルは、テンプレートとして保存しておきましょう。
他の社員が再利用できるようにすれば、社内全体の効率化が進みます。

✅③ ChatGPTを“常駐エンジニア”として使う

社内にIT担当がいなくても、ChatGPTがいれば問題なし。
「このコードを改善して」「この処理を追加して」と気軽に相談できる環境を整えましょう。


5. 自動化の失敗を防ぐチェックリスト

自動化を進めるときに起きやすいトラブルを事前に防ぐには、この3つを意識しましょう👇

  1. テスト用のコピーで実行する
     実データで試す前に、必ずコピーを作って動作確認。

  2. ファイルパスやシート名の確認
     パスが間違っていると、VBAが動作しません。

  3. 作業の流れを見える化する
     どんな作業をVBAで置き換えたのかをメモしておくと、社内共有がスムーズです。

ChatGPTを活用すれば、トラブルの原因特定も簡単。
エラーが出たら「このVBAのエラー原因を教えて」と聞けば即解決です。


6. ChatGPT×VBAは“社員教育”にもなる

自動化は、単に作業を減らすだけではありません。
VBAを社内で使い始めると、社員の意識が変わります。

「どうすればもっと簡単にできるだろう?」
「仕組みで回すにはどう設計すればいい?」

こうした“改善マインド”が自然と生まれるのです。
VBAを教えるつもりが、結果的に“考える社員”を育てる教育にもつながります。


7. まとめ:ChatGPT×VBAで、中小企業は「仕組みで回る組織」へ

VBAはもともと現場のためのツール。
ChatGPTというAIを組み合わせることで、
「自動化は専門家の仕事」という時代が終わりました。

今は、社長自身がAIと対話しながら業務を効率化できる時代です。

Excelを使って請求書を作る、その裏でVBAが動き、ChatGPTがコードを生成する。
この仕組みを1つ作るだけで、会社のスピードと自由度は劇的に変わります。

中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)は、
大きなシステム導入ではなく、「社長の一歩」から始まります。


まとめポイント

  • ChatGPTに話しかけるだけでVBAコードを自動生成できる

  • 小さな業務から自動化を始めるのが成功のコツ

  • 自動化は社員教育・経営改善にも効果あり

  • VBA×ChatGPTで、社長の時間と会社の未来を取り戻そう