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【保存版】IF関数でできること5選|AND・ORとの組み合わせで自動判定を実現!


【保存版】IF関数でできること5選|AND・ORとの組み合わせで自動判定を実現!

1. 結論(Point)

スプレッドシートを業務で使うなら、IF関数は絶対に避けて通れません。
なぜなら、IF関数は「条件に応じて結果を変える」判断処理の基本だからです。

たとえば、「売上が10万円以上なら“合格”、それ以外は“不合格”」のように、
人が頭で考えて判断していた作業を、自動でスプレッドシートに任せられるようになります。

つまりIF関数は、あなたの代わりに“考えてくれる”関数。
この関数をマスターすれば、スプレッドシートが単なる表計算ツールから自動判断システムに変わります。


2. 理由(Reason)

スプレッドシートでの作業は、数字や条件をもとに「もし〜なら〜する」という判断の連続です。

  • 売上が目標を超えたら「達成」

  • 経費が上限を超えたら「警告」

  • 入金済みなら「完了」、未入金なら「未完了」

これらを毎回目で確認して入力していると、時間がかかる上にヒューマンエラーも発生します。
IF関数を使えば、このような“条件分岐”を自動化できるため、
チェック作業を減らし、スプレッドシートの精度とスピードを一気に高められるのです。

特に、ひとりで事業を回している個人事業主や小規模経営者にとって、
「判断の自動化」は“時間の節約”=“売上の増加”に直結します。


3. 具体例(Example)

第1章:IF関数の基本的な使い方

まずは、基本構文を押さえましょう👇

=IF(論理式, 真の場合の値, 偽の場合の値)

それぞれの意味は以下の通りです。

  • 論理式:条件(例:A1>=100000)

  • 真の場合の値:条件が正しいときに表示する結果

  • 偽の場合の値:条件が正しくないときに表示する結果

たとえば、売上が10万円以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」と表示したい場合は、次のように書きます。

=IF(A1>=100000, "合格", "不合格")

これで、A1の数値が10万円以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」と自動で表示されます。

もう一例。
支払い状況を自動で判定する場合、
B列に「入金済み」「未入金」が入力されているときに、C列に「完了」「要確認」と表示したい場合は、

=IF(B1="入金済み", "完了", "要確認")

これで、B1が「入金済み」のときは「完了」、そうでなければ「要確認」と表示されます。
このように、IF関数は「条件を満たすかどうかで結果を変える」非常にシンプルかつ強力な機能です。


第2章:IF関数の応用編

■ AND・OR関数との組み合わせで複数条件を判定

1つの条件だけではなく、「複数の条件をすべて/どれか満たしたとき」に結果を変えたい場合は、
AND関数またはOR関数を組み合わせます。

  • AND関数:すべての条件が正しい場合にTRUE

  • OR関数:どれか1つでも正しい場合にTRUE

たとえば、
「売上が10万円以上で、かつ経費が5万円以下なら“優良”」という条件にしたいときはこう書きます👇

=IF(AND(A1>=100000, B1<=50000), "優良", "要改善")

逆に、「売上が10万円以上またはリピート顧客なら“安定”」という場合は、

=IF(OR(A1>=100000, C1="リピート"), "安定", "要努力")

このように、AND/OR関数を組み合わせることで、より現実的なビジネス判断を自動化できます。


■ IF関数の入れ子構造(ネスト)で多段階判定

条件を3段階以上で分けたいときは、IF関数を“入れ子(ネスト)”にします。

たとえば、売上に応じて「Sランク」「Aランク」「Bランク」「Cランク」を表示したい場合👇

=IF(A1>=200000, "Sランク",
IF(A1>=150000, "Aランク",
IF(A1>=100000, "Bランク", "Cランク")))

この式では、上から順に条件を判定し、最初に当てはまった結果を返します。
見た目は少し複雑ですが、慣れると強力な武器になります。

ただし、条件が多すぎる場合は可読性が下がるため、
「IFS関数」や「SWITCH関数」の利用を検討しても良いでしょう。


■ 数値・文字列・日付条件の応用

IF関数は、数値だけでなく文字列や日付でも活用できます。

例1:文字列の判定

=IF(B1="完了", "✅", "⏳")

業務の進行状況を絵文字で可視化するのも便利です。

例2:日付の比較

=IF(A1<TODAY(), "期限切れ", "有効")

今日の日付を自動で参照し、期限が過ぎているかを自動判定できます。
これにより、タスク管理シートを半自動で運用可能です。


第3章:IF関数を使う際の注意点

① 引用符の付け忘れに注意

文字列を条件や結果に使う場合は、必ずダブルクォーテーション(”)で囲みましょう。
たとえば、

=IF(A1=完了, "OK", "NG")

のように書くとエラーになります。正しくは👇

=IF(A1="完了", "OK", "NG")

② ネストが深くなりすぎないようにする

IF関数を何重にもネストすると、見づらく管理しづらくなります。
条件が多い場合は「IFS関数」や「VLOOKUP」などを組み合わせた方がスマートです。

③ 条件の順番に注意

ネストしたIFでは、上から順に条件が評価されます。
優先度の高い条件を先に書くようにしましょう。
たとえば、
「10万円以上」「20万円以上」を判定する場合は、
上に「20万円以上」を書かないと、正しいランク分けになりません。


4. まとめ(Point再提示)

IF関数は、スプレッドシートで「自動で判断させる」ための基礎中の基礎です。
売上判定、顧客分類、タスク管理など、あらゆる場面で活躍します。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、
「もし~なら~する」という考え方さえ理解すれば、どんな状況にも応用できます。

創業初期の事業主やフリーランスにとって、
“考えなくても正しい結果を返してくれる仕組み”を作ることは、
時間を節約し、判断ミスを防ぐ最大の武器です。

IF関数をマスターすれば、スプレッドシートがあなたの“もう一人の判断担当者”になります。
ぜひ今日から活用して、日々の判断作業を自動化してみてください。